二〇二一年十二月二日


〈二十四節気〉 小雪 (しょうせつ)

〈七十二候〉 橘始めて黄ばむ (たちばなはじめてきばむ)


朝から一日中 しんしんと降りつづきました
1日遅れての更新です




小雪の末侯「橘始めて黄ばむ」は
橘(たちばな)の木が紅葉を始める頃のこと

北海道には自生していませんが
橘はみかんの原種であり
日本古来よりある柑橘です

食べ物として薬として
大事にされてきました
今では自生しているものは少なく
とても貴重な植物となっています



1枚目の写真は2年前の11月末ころ
奈良に行った時のもの
奈良公園を歩き
春日大社に向かう途中
見つけた萬葉植物園で出会った橘
よく見るとほんのり葉が黄色くなってきています


以前から在来の植物の勉強をしているのですが

たまたまこの植物園の前を通り
惹かれたため立ち寄りました


本や図鑑でしかみたことがない植物も沢山あり
私の生まれ育った北海道には柑橘の木なども無く
橘はいつか会ってみたかった植物のひとつでした


このときの滞在で食べた
柿の葉ずしも忘れられなくて
この頃よく思い出しは また食べたいなぁと思っています


一人の旅では必ず
スケジュールは決めすぎず
その土地の植物がみられるところに行くことと
市や商店街などでその土地から生まれた食べ物や料理をいただくのをとてもたのしみにしています


こちらは簾舞のようす

雪がたくさん 道路は つるつる
本格的な冬がやってきました


今年もあと少し
どうぞよろしくお願いいたします


2021.12.02

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