イオルの森


当店からさらに定山渓方面に進むと

とてもきもちのいいお湯の小金湯温泉があり

そのそばに わたしも折に触れて足を運んでいる

札幌市アイヌ文化交流センター(サッポロピリカコタン)があります。



この春、その一角に“イオルの森“のシンボルガーデンができます。


“イオルの森“ とは先住民族であるアイヌの人たちの文化や暮らしを支えていた生物多様性の高い森のこと だそうです。北海道の開拓が進み、その森の多くが現在は失われてしまいました。


北海道は豊かな自然があるというイメージを、きっと生粋の道民でさえ持たれていると思いますが、人の手や人による影響が及び過ぎてしまい、実は手付かずの自然が保たれている場所はとても少ないのです。


さらに現在進行形で、そんな部分も、生き物や植生、私たち道民の文化も軽視した開発や発電所の計画開発なども続いていて危機的な状況でもあります。

そんな様子に落ち込んだりしたこともありましたが、このままではいけない と思い始めた方が多くなってきているという希望もたくさん感じています。




もし当店の取り組みに賛同してくださっていたり

これを読んでいる方で何か自分にでもできることをしたい、と思っている方がいらしたら、まずは一緒に知ることから始めませんか🕊️


5月20日(土)

このイオルの森 シンボルガーデンの植樹祭とシンポジウム(無料)がありますので、もしよかったらぜひご参加ください。わたしももちろん参加します。



今ちょうど見頃になってきた、わたしの好きな1枚目のお花も、この北海道で先住民たちにも長年親しまれてきた野のものです。こちらもきっとガーデンで見られるはずですよ。


イオルの森ができるまでも、馬とともに森を整理をしたり伐った木を活用したりと、とても面白いお話が聴ける時間になるかと思います。




5月20日(土)

イオルの森 シンボルガーデンの植樹祭とシンポジウム

(植樹は満員につき受付終了)


シンポジウム 14時~16時 ピリカコタン内 交流ホール

定員先着100名 (無料)

参加者氏名、人数、申込み代表者の連絡先を添えて

メールまたはFAXにて申し込み

Mail: okamura.toshikuni◎gmail.com ◎→@

Fax: 011-596-2775 



シンポジウム・パネラー

・加藤 博文:北海道大学 アイヌ・先住民研究センター長

・本田優子:札幌大学地域共創学群教授

・宮島 豊:フーム空間計画工房代表

・山田 裕一郎:ヤマダアートフィルム代表

・阿部一司:札幌アイヌ協会共同代表

・結城幸司:札幌アイヌ協会共同代表

・岡村俊邦:NPO法人近自然森づくり協会理事長

総合司会: 気象キャスター 菅井貴子さん




この取り組みを主に計画している岡村さんと昨年出会い、別の場所になりますが何度かお手伝いをしたりお話しを重ねていく中で、循環する森づくりのことを学んでいます。


このことは次の投稿へ続きます。

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