二〇二一年二月三日 立春 東風凍りを解く


【二十四節気】立春

【七十二候】東風凍りを解く
(とうふうこおりをとく)

曇り 時々 雪
とても寒い一日。



ご興味ある方にむけて
簡単にご説明します。
専門家ではないのでもし間違いなどがありましたら、教えてください。


二十四節気・七十二候とは
元々は古代中国で生まれたものを日本の気候に合わせて江戸時代に作られ、明治時代に改定された季節を表す暦です。和暦や旧暦とも言われています。


二十四節気は
太陽の動きをもとに、一年を24にわけたものでおよそ半月ごとに変化しています。夏至や冬至などは聞いたことがある人も多いと思いますが、日の入り時間を知る目安にもなります。


七十二候は
さらに細かく約5日ごとにわかれ、気候や動植物の様子などを表しています。




季節は4つではなく、日々移ろいゆくことを感じさせてくれる兆しに溢れています。つぶさに日々をとらえている昔の方々の言葉には、学ぶものばかりです。


一年間、記録をしてみて思ったことは
七十二候はたまに合うことがありますが北海道の植生や気候はやはり少し違うこと、気候変動などもあり明治に作られたものからはすこし変わっている部分がいくつかあるのでは、ということ。


記録を重ねていき、いつの日かこの土地に合った暦を作れたらな、と夢がふくらんでいます。


心機一転
とてもわくわくに
溢れた立春の日。


ひとつめの写真は、たまに訪れている札幌のある温室こちらにはない冬のお花をたくさん見ることができるので、冬の楽しみのひとつです。





長くなってしまいましたが
最後に、今日から始まる 歌こころカレンダーの 白井明大さんの言葉をおすそわけします。


"朝汲む水に耳をすませて 窓の東風(こち)"


そして


"立春から始まる一年が、素晴らしい年でありますように!“


2021.02.03
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