アールブリュット展へ

こんにちは

昨日はお休みのため
洞爺とニセコで開催されている
アールブリュット展を見に行ってきました


少し長くなってしまいましたが
昨日の気持ちが薄まらないうちに綴りたいなと思いました
あまりまとまりのない文章かもしれませんが
お時間ある時にでも読んでいただけるとうれしいです




《アールブリュットとは》
"既存の美術や文化潮流とは無縁の文脈によって制作された芸術作品の意味です。
英語ではアウトサイダーアートとも呼ばれ加工されていない生(き)の芸術・伝統や流行・教育などに左右されず自身の内側から湧き上がる躍動のままに表現した芸術でありフランスの画家ジャン・デュビュッフェによって考案されたことばです"
toitaさんのパンフレットより


今回のアールブリュット展は
主に福祉施設における利用者と支援員さんの"協働"をテーマに作品やグッズをご紹介されています。
 


アールブリュットやアウトサイダーアートをご存知の方も多くいらっしゃると思います。札幌にも施設があり、わたしも展示を何度か見に行ったことがありました。

以前から感じていたことでもあるのですが
今回2箇所に足を運んで見たことで

生きていること
そのものが芸術

だと、改めて思うことができました


家事をすること
こどもを育てること
作って食べること
仕事をすること


写真や記録する間もなく
見落としてしまいそうな
そんな日々のなかに
生きている躍動として
うつくしさや芸術はあふれています


そして芸術はどこかにいかなくても
自分の中やそばにあるもの
だとも思います




わたしはほぼ独学なので
学校に行けなかったことで
技術や何かが足りないんじゃないかと
つい悩んでしまったり
なにかと比べてしまったり
こうあるべき、という
大きな声に流されそうになったりして
頭が硬くなってしまいそうな時が
今でもたまにあります


そんな時に
こうした生きているそのものの躍動を感じさせられるものに触れることで、上に書いた 大切なことを思い出させてくれる気がします




今後、福祉施設に携わっている人のものだけではなく

生きている表現としての芸術がもっと広がり

トイタさんの展示タイトルにもあるように
その人それぞれが
自分だけの"感性のキオク"
を思い出し 取り戻せることを切に願います




ニセコの2箇所での展示
SEED bagelさん Instagram @seedbagel
camp&go さん Instagram @campandgo.niseko 
(どちらも素晴らしいお店です)
こちらは昨日まででしたが

洞爺は11/14まで開催中
・札幌の福祉施設 ともに福祉会と
・鹿児島の福祉施設 しょうぶ学園
ふたつの施設の作品とグッズを見ることができます

会場は
いつもお菓子の販売でお世話になっている
toita Instagram @toita.toya さんと
洞爺芸術館さん の2箇所


洞爺芸術館で現在開催している
砂澤ビッキ展も素晴らしかったです


ちなみにビッキさんの写真は
簾舞にゆかりのある井上さんが長年にわたり
撮影されたものです◎

とても気持ちの良い空気が流れる展示です
お時間が合いましたら
ぜひ観に行かれることをおすすめいたします

詳しくはtoitaさんのページにてご確認ください




そして各地に
こうした取り組みをされている施設があるので
わたしももう少し調べたり
出来ることから関わっていきたいと思います


当店がお店を通して 活動していきたいことは
今日書いたことに繋がるものでもあるな と
再確認しました


写真は
昨日の道中で心が動いたもの
スマートフォンってこういう時にほんとうに便利ですね

toitaさんから見えた外の景色
たくさんの雪虫が雪のように舞っていて
とてもうつくしかったです
Instagramだと動画で見ることができます

SEED bagelさんの鶏さんたちも
かわいかったなぁ


この他にも写真を撮っていませんが
道中でたくさんの
うれしくなる人、もの 、景色に会えた日となり


お昼から出発の日帰りでしたが
キオクにのこる小さな旅となりました


2021.10.24

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