鶺鴒鳴く


二〇二二年九月十三日

鶺鴒鳴く
せきれいなく




七十二候は
白露の次侯
鶺鴒鳴く となりました

一年中見かける機会が多い
小鳥の鶺鴒(セキレイ)ですが
秋の季語にもなっていて
由来を調べていると

先人たちの日々の営みや
季節の移り変りへの
豊かで深いまなざしに触れて
心からうれしくなります


旧暦を学んだり知ることは
節句や季節のならわしなど
現代の季節に合っていないものまで
無理に集めたり買って こなす
ということよりも

"いまの季節を感じる"
ためのきっかけとして
重きをおいています



当店でのお茶作りやお料理
お店で大切にしているところや
茶の湯の本質的なところにも
繋がっています




現代に生きる わたしたちは
たくさんのものを
得ているようで
失ったものがたくさんある


それは
とても悲しいことでもあるけれど
これ以上 失わぬように
今あるものを繋げていくことや
少しづつ取り戻していくことが
できるのではないかと
希望をもっています



(ヤマブドウと栗
ギリギリまで木で熟させておいて
いついただこうか たのしみにしています)



いつもお世話になっている
農家さんから
採れたてのお野菜たちを
たくさん仕入れました


とてもうつくしく
みずみずしいので
まずは賄いで生のまま
おいしくいただきました


やさしくて元気いっぱいな
お野菜たち

今週と来週にかけて
大切にお料理させていただきます


◎9/16,17
催しに合わせての
瞑想・朝食会は
17日 土曜日は空きがあります
もしご都合合う方がいましたら
主催 ゆかりさん @uka1010_yoga 
Instagram DMまで

Instagramをされてない方は
当店のメールにてご予約ください


◎ 9/24,25 
sabitaカフェでの
催しに合わせての特別営業
こちらも予約を承っております
お食事と甘味お茶の
特別メニューでご用意します


9月のおしらせにてご確認ください



偶然にも今月は二つとも
衣服にまつわる催しのお手伝いです


心身を整えたり
あらためたりする
きっかけになりましたら幸いです




最後にひとつ
わたしのだいすきな
ミヒャエル・エンデが作った詩を共有します
昨日の眠る前に読んだ本で出会いました


明日も一日
無事にすごせますように
おやすみなさい


2022.09.14
 

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